緑の小径

こんにちは、エスティナ岡崎です。

今年も残すところ1ヶ月となりました。わが家では大掃除を少しずつすすめています。

さて、少し前になりますが、お庭の改修工事をご依頼いただいたお客様宅へ撮影に伺いました。

雑草取りではなく好きな草花の管理に時間を使いたい、ということで、今回は緑多めにご提案させていただきました。

既存のものはなるべく活かしていきます。

乱形石を使ってアプローチを広げ、なおかつ草花に手が届きやすい距離を確保しています。足元も汚れにくくなるので、管理面での気楽さが生まれます。

既存アプローチからつづくように洗い出しコンクリートのアプローチを追加しました。ここのアプローチは意図的にキュッと狭くしてメリハリをつけています。もともとあったアーチも門扉に合わせて黒にチェンジ。

水勾配が家側にとってあったのでレンガ部分がじめじめとした印象のお庭は思い切って作り替えます。

水勾配はフェンス側に向け、その先にある植栽スペースが水を取り込んでくれます。今回はより明るい印象にするため目地の多い乱形石ではなく60㎝角のタイルと洗い出しコンクリートを組み合わせました。

また、ここにはもう一つポイントとして、

もともと敷かれていたレンガをきれいにして水栓パンの縁取りに再利用しました。洗い出しコンクリートとも馴染みがよいですね。

今回は既存のアプローチを中心に奥行きのある庭を活かせるようなレイアウトを心掛けました。ゆくゆく樹木が育っていけばより緑の小径らしく涼しげで優しい印象のお庭になっていくと思います。

これからも楽しみです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。